壮大な設定がハマらなかった『サムライ8 八丸伝』SFサムライ漫画

壮大な設定がハマらなかった『サムライ8 八丸伝』SFサムライ漫画

期待の新作は5巻でフィニッシュ。

こっちでも書いたけど、説明が多かった。後半は特にストーリーというよりプロットか何かを読まされているようだった。

伏線も多かったが、回収が面白くない頃に行われたのであっという驚きもあまりない。こういうことだったのか……! と思わせるシーンで驚くぐらいスベってしまった。終盤の意外(と思わせたい)なシーンも大根役者が演じているのか如く浮いてしまった。とにかく設定とストーリーがハマっていない

キャラクターもNARUTOで言うところのサスケ、カカシ、サクラ、シカマル……など、いろいろ欠けていた感じ。胸の小さいヒナタはいたけどね? アン姫というキャラクターは心が強くなるヒロインの象徴でもあって、そこは良かったと思う。

第1話、改めて読んでも、打ち切りとわかった上で読んでも期待感が見える。序盤の展開、テンポは良い意味でジャンプ漫画のお手本。

 

 

引用:集英社/週刊少年ジャンプ2020年17号