【ものの歩】20話で見る岬慎吾というキャラ

【ものの歩】20話で見る岬慎吾というキャラ

“美しさ”にこだわったキャラクター。

信歩と縁のある十歩を負かした男でもあり、勝負の間際には「あの大局は酷かった」と挑発。しかしその直後に撤回。悪い性格ではないことがその時点で分かる。また強豪校の主将が「決勝は岬」と言っているので、戦う前からその強さの程も伺えた。

後に打ち切りになる『ものの歩』だが、この頃は展開、キャラの見せ方が上手く、コマのバランスも良かった(この作者はコマが大きい時の方が調子がいい)。

 

岬の特徴は過程(美しさ)を重視していることにある。負けそうになると投了するのもそれが理由。醜い棋譜を残すより、潔い負け。しかし後にそれは間違いであると悟ることになる。

過程を重視しておきながら、その過程が間違っているという稀有なキャラクター。

信歩の戦法(スタイル)に合わせた際に士に謝っていた(モノローグで)のでやはり性格は悪く無いが、美しい棋譜を優先した結果、舐めプをしたようにも見えなくない。少なくとも信歩の欠点を突けば勝っていただろう。

 

ちなみに20話はセンターカラーだった。

巨乳のメガネちゃんに応援されたりと、なかなか良き回だ。

 

 

集英社/週刊少年ジャンプ2016年10号